EVEオンラインについて (未プレイ者向け紹介)
- 2014/11/24(Mon) -
EVEオンラインはアイスランドのCCP games社によって開発・運営されている、宇宙を舞台にしたMMORPG。
MMORPGとして分類されているが、アバターを強化して敵を倒す一般的なハクスラ系MMORPGとはかなり毛色が違い、マインクラフトやテラリア等と同じくサンドボックス系のゲームで、用意された世界の中で、好きなことをするタイプのゲーム。

↓ゲーム内の巨大勢力同士が大戦争を繰り広げる事で有名。
アサカイの戦い(クリックミス戦争) ニコニコ動画
B-R5RBの戦い 4gamers記事


いくつかのオンラインゲームを遊んだ者の視点から、EVEオンラインの特徴について書いてみる。

※まともに遊んだゲーム↓
 MU
 Lineage 2
 大航海時代Online
 ラペルズ
 Master of Epic
 マビノギ
 ファンタジーアースゼロ
 World of Tanks



・全世界のプレイヤーが単一のサーバーでプレイ
世界有数のスーパーコンピューターを用いたゲームサーバーらしい。
英語圏のプレイヤーが多く、主に使われる言語も英語だが、ローカライズがされているので日本語オンリーでも問題なくプレイできる。
なお、中国だけは国内の法律の関係で別サーバーとのこと。


・プレイヤーの手によって構築されるマーケット
製作陣に経済学者が在籍していたためか、非常にリアルな経済システムが構築されている。
採掘などの資源採取、製造、物流、これらは全てプレイヤーによって行われ、NPCは設計図とスキル習得アイテムの販売、及び一部の交易用品の売買を行うのみ。船や武装,建造物など、プレイヤーが使うほぼ全てのアイテムは誰かが作ったもの。そしてそれらのアイテムは戦闘などで常に消費されている。
これによって純粋な生産者、輸送人などといったプレイスタイルが成立し、果ては商業ハブに居座りマネーゲームを行う事すらも可能。


・キャラクターの成長が自動
キャラクター性能は所謂スキル制だが、スキルポイントはプレイヤーの行動によって直接稼ぐことは出来ず、狩りによるレベル上げという概念が無い。スキルを学習キューにセットして、待つだけである。ログイン・ログオフかかわらず、育てたいスキルさえ予約しておけばキャラクターは自動で育つ。
いわゆる狩りコンテンツによって取得できるものは、金・アイテムおよびNPCとの親密度のみ。
後述するが、このシステムによって古参プレイヤーに対する不利を覆すことが出来ない、といった誤解をよく持たれるが現実的にそうはなってない。


・PvPコンテンツに重きを置いている
直接的な戦闘は勿論、商戦や外交など、相手プレイヤーありきのコンテンツが多い。




以下は主観的な内容

・PvPのバランスが良い。
1.大が小を兼ねない
小型の艦に対して大型艦の攻撃が通りづらいシステムになっており、相手が巨大な高級戦艦を投入して来たからと言って小型の艦が次々と淘汰されるような事態にならない。
船のサイズの違いは役割の違いでしかない。

2.キャラクターの性能が戦闘に大きく影響しない
キャラクターの伸びしろは決まっており、高レベルなスキルほど成長に時間を要する。(実用可能レベルまでは直ぐに成長するが、最高レベルまで育つにはその5倍の時間が必要、といった具合になる。)
また、スキルの効果自体も他のゲームに比べると微小。レベルごとにせいぜいダメージ5%増加程度。それもレベル5で打ち止め。

3.豊富な役割分担
直接的な戦闘においては、装甲艦やミサイル艦、空母、超長距離砲撃艦など様々な特性を持つ戦闘艦
サポートとしては電子戦艦や偵察艦、味方のダメージを回復するリペア艦
戦闘外においては物資の搬入,売却のための輸送艦や、経済基盤の一つとなる採掘艦
クラス・職業という概念は無いので、好きな事が出来る。


・金策手段が豊富
狩り要素による金策の他、採掘業、製造業、転売業、輸送業、賭博、etc...
アウトローに生きるなら、海賊、詐欺、恐喝、傭兵、etc...
中の人のスキルで稼ぐなら翻訳者、通訳、ソフト開発者、HP作成・管理・・・ってどこのリク○ートだ


・自由かつ自己責任な世界
詐欺は合法、騙される者が悪い。
目的の為ならあらゆる手段が容認され、リスクは自分自身が負う。


・コンテンツが多い
対人、対NPC、人数の多い少ないなどによって、出来ることが幅広い。
一人身軽にのんびり宇宙を旅して金を稼ぐもよし。
数人の友人と協力して略奪者となるもよし。
一つの会社(ギルド)を立ち上げて過疎地から旗揚げしてもよし。
同盟に参加して取引相手を増やすもよし。
コアリションに参加し、領土をめぐって大規模戦闘に明け暮れるもよし。


・アップデートが頻繁
半年に一度の大型アップデートに加え、ここ最近は1,2ヶ月周期で新要素の追加が行われている。


・外部ツールが豊富
開発・運営会社が外部ツールの作成を奨励しており、キャラクターのAPIの取得や、ゲーム内のデータベースファイルまで公開している。
外部ツールも便利なものが多く、キャラクター育成プランの補助ツールや、船の性能シミュレーターなどがある。(スマホ版有り)


・運営とユーザーの距離が近い
掲示板で次回アップデートの案を募ったり、ユーザーが作成したツールと互換性のある機能をゲーム内に付与したり。
果てはユーザー同士の大戦争に対して、ちゃっかり戦争結果を詳細なレポートにまとめてみたり。
開発者自身がこのゲームを大好きなんだなぁと伝わってくる。


マイナスになり得る部分

・覚えるべき事が多い
データ量が膨大で、分野ごとにノウハウがある。
敷居が高くなる原因だが、奥が深いとも言えるか。


・デスペナルティは大きい方
船舶やその装備,積荷は撃沈した際ロストする。(保険による払い戻しなどの救済措置有り)
但し、こうした消費があるので経済が成り立っている。


・日本の情報サイトが少なめ


・星系内は殺風景
1つの星系は主に恒星、惑星、月、宇宙ステーション、アステロイドベルト、ジャンプゲートといったオブジェクトで構成されているが、どの星系へ行ってもオブジェクト数や資源量、オブジェクト間の距離が異なる程度で、大きな変化が無い。


・移動の味気無さ
「エリア移動」する際、ジャンプゲート間の移動はワープ航行で行われるが、「位置を指定してワープボタンを押す」だけであるため、淡白に感じられる。


・アバターの要素が薄い
一度宇宙空間に出ると、自分のキャラクターは宇宙船であり、愛着のあるパイロットの姿はポートレートが表示されるのみ。今後のアップデートで、宇宙ステーション内を多数のプレイヤーが歩き回るような機能が追加されない限りは変わることは無いだろう。(アバターのカスタマイズ自体はレベルが高いほうで、スライダーによる顔・体格の形成が可能で、服装やアクセサリ等も豊富に用意されている)



他に類を見ないタイプのゲームで、人によってはどっぷりはまる。スルメゲー。経済ゲー。

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2017/04/06 18:25  | | #[ Edit] | ▲ top


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